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Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 Nik Kershaw "The Riddle"(1984) semスキン用のアイコン02

  

2008年 10月 11日

Nik Kershaw \"The Riddle\"(1984)_a0035172_23153734.jpgつい最近、マイPCのハードディスクがクラッシュして、大事なデータを大量に損失してしまった。ちょっと前までは外付けにバックアップを取っていたのだけど、たまたまPCに全てのデータを集約したとたんにハードディスクが損傷してしまって。。。とても悲しい。

日本データ復旧サービスセンターというところで調査してもらったら、重度以上の障害でデータを保存していたDドライブが丸ごと破損でデータ取り出せず。大体、200MBを救い出すのに18万円もかかるということで、何でそんなに金額が高いのか聞いたら、クリーンルームでハードディスクを分解するからだとか。どんなすごいクリーンルームなんだろうか?僕だったら300万くらいで設計製作してあげるのに。。。

と、そんなことはどうでもいいか。

久々の投稿が愚痴ばかりになってしまいそうだw

今日はニック・カーショウである。ちょっと前にハワード・ジョーンズやFGTHというエレクトリック・ポップを紹介したのでその流れで。僕の中では80年代中期に派生したこの系統の音楽では、その後のティアーズ・フォー・フィアーズや幾多の類似バンドがあって、最終的にペットショップボーイズに繋がる。

まぁニック・カーショウはその幾多のバンドのひとつに数えられるわけだけど、実際のところ、ニック・カーショウ=エレクトリック・ポップというのは後付の知識であって、当時の僕らにとってのニック・カーショウといえば、ずばり『ザ・リドル』だったりするのだ。



僕の記憶では、この曲はまずイギリスでヒットし、それから日本、しばらくしてからアメリカで最終的にヒットする。このパターンは第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの頃によくあったパターンだが、アメリカよりも先に日本でヒットしたという事実にすごく親近感がわいたりする。
まぁそれはそれとして、『ザ・リドル』という曲はメロディがとても親しみやすい一度聴いたら忘れられない名曲である。イギリスではデビュー以来7曲連続トップ20ヒットし、アルバムからもヒットを連発、当時はハワード・ジョーンズやポール・ヤングと並ぶ若手のホープだったと言われているが、日本では『ザ・リドル』があまりに印象的すぎて、他の曲は殆ど聴かれなかった。

ただ、アルバムを通して聴いてみれば、『ドン・キホーテ』とか『ワイルド・ホーセズ』、『ワイド・ボーイ』などなかなかの佳作が揃っている。いかにも80年代中期のエレクトリック・ポップの類型的な楽曲であるけど、もちろん僕はそれが好きなのである。その類型さも含めて80年代中期ならではの味わいとして、僕は好きなのだ。

by onomichi1969 | 2008-10-11 23:09 | 80年代ロック | Trackback | Comments(0)

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