ドイツ通信 ~ディスコだよ。全員集合!~
2005年 07月 17日
クルトの前任者ヨアキムは、昔、K大で情報関連の講師をしていて、奥さんが日本人ということもあり、日本語がペラペラだった。ヨアキムと最初に会った時、「どーーも、どーもです~」と言って現われた時はびっくりしたw。彼も今や38歳だが、未だにハンサムボーイといった風貌で、奥さんもやはり綺麗な人なのだ。<何年か前にお宅訪問した。。>
クルトも今日は奥さん同伴。この2人がまた仲がいいんだナ。一応、僕は彼にとってのお客なのだが、、、なんで、そんなに僕に見せ付けるのかな、というくらいベッタリしている。まぁこれが自然なのだろう。。。ちなみに、クルトの奥さんは、黒髪のショートカットが似合う小柄で可愛らしい女性である。
食事は観光都市としても有名なシュバービッシュ・ハルのビア・ガーデンで。天気がいいので、外はとても気持ちいがいい。時間は夜8時を過ぎたばかりで、まだまだ明るいが、日差しが弱まり、風があるので、食事するには最高の状況だ。
ビア・ガーデンといってもビルの屋上にあるようなやつとは違い、美術館隣接の旧ブロイラーを改造したなんともお洒落な感じのお店なのだ。外庭は木々に囲まれ、ゆったりとした佇まい。
食事の途中で人懐っこい猫が紛れ込んできて、テーブルの下をうろつき廻り、別々のテーブルに座る人々を一瞬親和な気持ちにさせる。
ところで、本日のメインエベントは、ディスコである。シュバービッシュ・ハル郊外、廻りに何もないところにぽつんとある。ディスコ。(イメージとしては、あのバンパイア映画のような感じか)
既にディスコの廻りは車で一杯、小屋からは大きな音でクリームの『ホワイト・ルーム』が聴こえてくる。いい感じである。。。
ディスコとは言っても、生バンドである。ロックとR&Bである。
ここでは2週に1回とかの割合でライブがあるらしく、その時には廻りの街や村から多くの人たちが観衆として駆けつける。(もちろん車でだ。。) 中にはクルトの仕事友仲間等が数人いて、次々と挨拶を交わしている。
ステージでは5人のシンガー達が次々と歌いまくる。黒人男性2人、白人男性2人、白人女性1人。彼らが順番にリードを取る。それ以外のものは袖に引いてビールを飲んだり、コーラスで参加したりと、とても和気藹々な感じである。
ギターもベースもキーボードもとてもこなれた感じで演奏は良かった。特にベースの奴がファンキーだったナ。
あとドラムとパーカッション。ベースも加えたリズム隊は、メチャメチャ元気があって、ワンナイトショーを楽しむぞ、って感じが素晴らしかった。
曲は僕の知らないものが多く、知っているものは少ししかなかったが、例えば、『マン・イーター』や『ならず者』、『マンズ・マンズ・ワールド』『ジャーニーマン』などの楽曲は聴き知ったものだ。
クルト曰く、この中で有名なのは黒人男性の1人。名前は・・・・忘れたが、15年程前に全米でも売れたらしい。15年前というと僕はもう洋楽を聴いていないから、知らなかった。
しかし、ステージングはやはりその昔取った杵柄というか、彼(上の写真シンガー)のプロフェッショナルな歌声がとても印象に残る。彼の『マンズ・マンズ・ワールド』には結構痺れたナ。
結局、今日は12時半までディスコでロックに酔いしれた。ビールもたんまり飲んだ。田舎の夜もたまにはエキサイティングなのだ。
It's a man's, man's, man's, man's world
But it wouldn't be nothing
Without a woman or a girl
- James Brown “It's a Man's Man's Man's World”
by onomichi1969 | 2005-07-17 22:15 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(2)
(マンイーターにならず者にJB!!)私も黒ビール浴びる程飲んで踊りたいっ。
Born to Run(この記事のコメントじゃないんですけど音楽のとこ
ろに書こうとして(音楽も詳しく無いので…)ドキドキしてしまって
(笑 こちらに書かせてくださーい。)
私はやせっぽちの頃の彼の曲が好きでした。捨て曲が1曲もない
通して映画を観てるみたいな錯覚を覚えたものです。そっか!
BOSSのあとに崩すべきだった…ハイの後にロウ…
何十年経ってから解っちゃった(ローマはとても遠いよぉー…)
やっぱりonomichiさんcool!!
ここからローマまで歩いて10分くらいです。この間、そこでスパゲティ・ボンゴレを食べました (・◇・)/
The Wild & The Innocent もぜひ聴いてみてください!
結構、無駄が多くて、捨て曲もあるかもしれませんが、何というか、それがこのアルバムの魅力なのです (・◇・)v