アルゴ "Argo"
2013年 01月 26日
イラン革命の後、イスラム法学校の学生らがテヘランのアメリカ大使館を占拠する。外交官や警護の海兵隊、その家族等52人のアメリカ人が人質に捕られるが、占拠前に6人が大使館から脱出する。CIAは、架空のSF映画『アルゴ』のロケハンをイランに設定し、人質を撮影スタッフと偽って、彼らの救出を図ろうとする。そんな奇想天外な作戦が実際にあったとは。。。
イランの子供達がシュレッダーでちりぢりになった大使館員の肖像写真を繋ぎ合わせていく様子も、ニュース映像そのものであれば、今でこそ冷静に、エンターテイメントとして面白く観られる。結局、全員無事に国外脱出できたことが、この映画をエンターテイメントとして成り立たせている重要な要素だろう。イランアメリカ大使館人質事件そのものやその政治的背景を題材として扱えば、なかなかそうはいかない。
ところでアルゴって何? "Ah, go fuck yourself!!"
それ誰が言ったっけ? "Marx" "Groucho said that?"
最高です。 2012年アメリカ映画
by onomichi1969 | 2013-01-26 07:46 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)