Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 Delaney & Bonnie "Original Delaney & Bonnie and Friends"(1969) semスキン用のアイコン02

  

2005年 01月 08日

a0035172_12174320.jpg白人男女のデュエットといえば、ロックの世界ではディレイニー&ボニーの「恋する2人」で決まりである。
そんなディレイニー&ボニーの最高傑作といえば、彼らのエレクトラでのファーストアルバム”Original Delaney & Bonnie and Friends”(1969) でこれまた決まりである。このアルバムに参加したフレンズたち、当時まだ無名のレオン・ラッセルやジム・プライス、ボビー・ホィットロック、ジム・ケルトナー、ドクター・ジョンなど、バックを固めるスワンプの面々も今にしてみればとても豪華である。<その後、ツアーにエリック・クラプトンやデイブ・メイスンが参加したりする。特に彼らがクラプトンの音楽性に与えた影響は絶大だ。> まぁ、その後のマッド・ドックスやデレク・アンド・ドミノスの原型がここにあるわけだ。
しかし、やっぱり主役はなんといってもディレイニー&ボニーの2人である。ディレイニーのソウルフルで時に猛々しく、時に優しげなボーカルとボニーのマッチョな感じのハスキーボイスの絶妙なコンビネーション。素晴らしい。やはり彼らのツインボーカルが最高の聴き所であるが、ボニーが単独で歌う”Do Right Woman”などもアレサの歌に勝るとも劣らないはまり方である。マッチョでいて、可愛らしさを感じさせる、その後のスティーヴィー・ニックスなどに通じるボーカルスタイルの源泉といっていいかもしれない。もちろんハスキーさの中にも彼女のソウルがふつふつと沸きあがる、ボニーも黒人顔負けの魂のボーカリストなのだ。
そんな彼らも、その後にバックの面々が離れていったりして、恋する2人も結局は仲違いしてしまう。72年のことである。正にスワンプロックの歴史を作った2人であったが、その解散(離婚)と共に一つの時代が終わりを迎えるのである。

我を競い合う音楽という世界の中で、夫婦であり続けるというのは、とても難しいことなのかもしれない。他にもそういう例はあるしね。
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by onomichi1969 | 2005-01-08 12:18 | 60年代ロック | Trackback | Comments(2)

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Commented by oldblues at 2005-01-08 22:17
うわ~、渋いところを取り上げましたね(笑)「デラニー&ボニー&ヘヴィ・フレンズ」この「フレンズ」がまた豪華なんですよね~。
文中に出てくる「マッド・ドッグス」といえば、ジョー・コッカー親父じゃないですか。この人もすごいヴォーカリストでしたね(おいおい、過去形で書くなっちゅうの)
Commented by onomichi1969 at 2005-01-09 11:35
Mad Dogs & Englishmenも素晴らしいライブアルバムでした。
あの時代のスワンプ・ロックの勢いって凄かったんだろうなぁと、、
なんか見世物一座のドサ廻りって感じがしないでもないけど、そんなファミリアーで一丸となった雰囲気と、とにかく楽しくて聴かせるスワンピーなロックがイギリスのミュージシャン含め、ムーブメントとして世界を動かしたっつーのはやっぱりスゴイ。。です。
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