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semスキン用のアイコン01 Al Kooper "Super Session"(1968) semスキン用のアイコン02

  

2004年 11月 07日

a0035172_13464513.jpga0035172_13481122.jpg60年代、セッション時代のアル・クーパーも忘れちゃいけない。となると、この2枚のスタジオ盤になるか。
Bloomfield Kooper Stills "Super Session"(1968) とAl Kooper introduces Shuggie Otis "Kooper Session(Supper Session Vol.II)"(1969)である。
この2枚のアルバムは其々独立したものであるが、アル・クーパーのセッションシリーズとして続けて聴きたい。Org&Pianoのアルクーパーを中心として、Guitarにはマイク・ブルームフィールド、スティーブン・スティル、そしてシャギー・オーティス(当時15歳!)という豪華メンバーを揃える。特にブルームフィールドは、このアルバムと次作『フィルモアの奇跡』によって、60年代後半を代表する白人ブルースロックギタリストとなった。世にロック3大ギタリストという呼称があるが、あれは3人ともがヤードバーズ出身であるということがミソであり、60年代後半の人気と実力で選ぶとしたら、クラプトンとブルームフィールドがブルースロックギタリストの2大巨頭ということになるのではないだろうか。(ジミヘンは別格だ)
このアルバムの聴き所は、やはり彼らのセッション感覚溢れるインプロヴィゼーションということになる。僕は正直いうと、昔は歌のない音楽というのが好きではなかった。それも15分や20分もの曲を長々とした演奏だけで聴かされることに結構退屈してしまった方なのだ。『スーパーセッション』も曲の切れ目がよく分からず、昔は「長いよー」と思っていたが、落ち着いてじっくり聴いてみるとやはり素晴らしいアルバムであることが分かる。<ジャズを聴くようになって僕の趣味も変わってきたかもしれない> 確かに爆発的なインプロヴィゼーションであれば、クリームのライブを聴くべきだろう。しかし、ここにはソロ楽器が音を出し、メロディを奏でる、そしてバックがサポートするというベーシックなスタンスが貫かれており、それが心地いい。ブルームフィールドのギターが素晴らしく、情感溢れるソロパートは聴き応え十分なのである。
そして、個人的には『スーパーセッションVol.2』も好きな作品だ。ブルームフィールドと比べると15歳のシャギーは若い、若すぎるw ゆえにギターパートの音の深みでは、ブルームフィールドに比べるべくもない。しかし全体的な構成や楽曲という点では、Vol.2も聴き所がたくさんあり、その中でも、白眉はやはり、"Bury My Body" であろう。僕はこのゴスペル調のブルースロックに一発で痺れてしまったのだ。アルのアップテンポのピアノも最高にカッコいいし、シャギーもなかなか高い技術を見せつける。そんな演奏も含めて、"Bury My Body" はライブ感覚に溢れた珠玉の名曲であり、15歳のシャギーとのセッションでこんなカッコいい曲を作り出してしまうプロデューサーとしてのアル・クーパーもやっぱりすごいのだ。うーん、アル・クーパー「恐るべし」である。
この2つのアルバムを僕は続けて聴く。目を閉じて演奏に身を委ねていると、気分がものすごく Groovy になってくるのだ。
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by onomichi1969 | 2004-11-07 13:47 | 60年代ロック | Trackback | Comments(4)

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Commented by oldblues at 2004-11-14 01:33
こんばんは。ここで紹介されているアルバムは私も持っています。
マイク・ブルームフィールドの方は、確か京都へ旅行に行った時に買った記憶があるなあ。しかもその時いっしょにアリス・クーパーのレコードも購入したというから、全く音楽の好みに統一性が無かったなあ(笑)

クラプトンとブルームフィールドが2大ギタリストというのはわかる気がするけど、ピーター・グリーンとかミック・テイラーの立場はどうなっちゃうんだろうね?(笑)
Commented by onomichi1969 at 2004-11-14 02:11
どうもです。
なるほど、僕も勢いでとんでもない断定をしてしまいましたw
ピーター・グリーンとミック・テイラーも語るに足る素晴らしい白人ブルースギタリストですね。フリートウッドマックとストーンズ。人気、実力ともに文句なし。。。そうですね。僕も大好きなバンドですw
個人的には独特ではあるけどポール・コゾフやデュアン・オールマン、サンタナも好きですし。。。やっぱりベックやペイジもなんだかんだ言って素晴らしいです。。。なんか、こりゃもう趣味の世界ですねw
Commented by oldblues at 2004-11-14 20:48
こんばんは。またまたやってきました
ここでonomichi1969さんと会話してていいのかなあ(笑)
実はデュアン・オールマンの名前が出たのでつい・・・
この人は僕の一番好きなギタリストでして、ついでに書くと
2番目がスティーヴィー・レ・ヴォーン、3番がマーク・ノップラーかな?

これらのギタリスト達についてはいずれ僕も書こうと思っています
でもonomichi1969さんの意見も聞きたいなあ(こっそり参考にします)
Commented by onomichi1969 at 2004-11-16 00:52
こんばんわ。
スティービィー・レイ・ヴォーンですか!実はあまり熱心に聴いた事がないです。。。もちろん、世代的には合ってるんですが。
マーク・ノップラーは、聴きましたね。「悲しきサルタン」!
彼のギターには独特のセンスを感じます。

僕自身は楽器に対する技術的な知識が全くないので、エモーショナルな部分でしか評価できないのですが、今度、ギタリストについて少し書いてみようかなと思ってます。
テーマの中心は、エディ・ヴァン・ヘイレン!?<の予定です。。。>
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