Robert Palmer "Sneakin' Sally Through the Alley"(1974)
2004年 09月 25日
とにかく、改めて言うが、このアルバムは素晴らしい。
Lowell Georgeとのコラボレーションによるブルーアイド、ニューオーリアンズサウンド。まず1曲目のSailin' Shoesは、Little Feet版よりもやはりこちらがいい。躍動感と情感溢れるボーカルがテンポのよいサウンドに映える。さらには彼独特の都会的センスが軽快で心地よい。
そして、Hey Julia, Sneakin' Sally Through the Alley, Get Outside, BlackmailとAサイドはいわゆるスワンプロックのオンパレードで、すべてはこのノリで押し切っている。僕にとって、彼のこのノリの「押し切り」はかなり新鮮なものであった。それはLittle Feetや初期のBoz Scaggsとも違い、ある意味でバラエティに富んでいないが故のシンプルな潔さを感じる。
このアルバムのAサイドはトータルで1曲のような潔い統一感があり、それが魅惑的なのである。<そうは言っても、いまやAサイドやBサイドという概念自体が無意味なのであるが。>
まぁ、とにかく僕にとってはRobert Palmerと言えば、これ。「Sneakin' Sally Through the Alley」なのだ。
by onomichi1969 | 2004-09-25 13:04 | 70年代ロック | Trackback(1) | Comments(0)
今日は久々にSailin' Shoes/Little Feat 聴きながらです。 私の場合、10代の頃はポップスからロックから始まって、20歳前後にソウル系、フュージョン、ジャズと興味が広がってきたんですね。 今でもロック聴くけど趣味が変わってきてる部分があるんです。 10代の頃は「おら〜行くぞ〜!」っていう感じの体育系の音、Deep Purple, EL&PなんかもOKだったのに今はちょっと疲れるか。 反対に、今は大好きなアメリカンルーツっぽい音、例えばDr.John, Little F...... more