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semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~これで最後のドイツかな~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 08月 04日

7月22日(金)~24日(日)は夏祭り。
街の広場には特設ステージが設けられ、夜ごとコンサートや劇やらが繰り広げられた。この日(23日)のメインイベントはパントマイムショーで、会場は村人達で溢れんばかりの超満員。僕ら(今週からお客さんが一人合流。同僚も一人別の仕事で同地に滞在。僕も入れて計3人)も村人達に混じってショーを楽しんだ。出演者の中には日本から参加した「がーまるちょば」なる2人組がいて、彼らの無声パントマイムは村人達に大いにウケていた。(業界ではわりと有名な人たちらしい)
それにしても、こんなドイツの田舎町で日本の芸人に会えるとは少々びっくりである。(世の中狭いナ) 向こうもそう思ったらしいが。。。

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7月24日(日)
今日は夕方の打合せまで予定がないので、同僚のIと街外れのサウナに出かけた。
事前に地元出身のクルトから「男女混合サウナで水着不要!」との情報を得ており、今駐在中に絶対に行くべしと心に誓っていたのだ。
a0035172_20201845.jpgIと二人で街外れまで歩いて1時間強。(この時点でかなり疲れて、気持ちは萎えていたが。。。)
外観は写真の通り、こじゃれたスポーツクラブ然とした雰囲気。一人12ユーロ(値段は夏割引らしい。どんな割引だ?!)で、バスタオルやガウンを無料で貸してくれる。
早速、更衣室に入るといきなり男女共同である。目の前ではおばさんがお構いなしとばかりに着替えている。こちらも泰然と素っ裸で対抗。いちおうガウンを羽織って、いざサウナへ出陣。

ドアを開けるとそこはホールになっており、温度の違う3つのサウナへ続く扉が並ぶ。ホールの中央には温水シャワーと小さい浴槽、足浴用エリアがあり、脇にはバーカウンターがあって、ちゃんとテーブルも幾つか付いている。ホールの一角には外へと繋がる大きなプールがあって、なんとなく優雅な感じである。屋内の螺旋階段を上ると見晴らしのよい休憩エリア。屋外は広い庭になっており、寝椅子が雑然と並べられ、人々はそこで日光浴をしている。庭を渡る小道を50mほど歩くと丸太小屋があって、石炊きのサウナになっている。
4つのサウナに各種サービス施設が揃う。
これが「サウナ」の全貌である。

そして、人々は、、、敢然と、、、モロである。もちろん男女とも。

日本にも混浴というものはあるけど、僕は残念ながら経験したことがなく、経験していたとしても、この男女混合サウナの様相は日本の混浴とまるで違うのだと思う。たぶん、明らかに。

今日は週末ということもあって、人が多い。店員も「今日は混んでまっせ」と言っていたが、1時間に1回あるサウナのスペシャルサービス(様々な地域のサウナ使用法を実践してくれる)の際にはちょっとした広さの個室がモロ出し男女で超満員になる。年齢層は20代から60代と幅広く、多くはカップルで来ているようである。(20代前半と思われる若いモロカップルもいた)
裸のカップル同士が和気藹々と普通にモロである。誰も隠さないので隠すこと自体が不自然に思える。皆で楽しくプールで泳いだり、歓談したり、散歩したりして、実におおらかなのだけど、これは日本では考えられないよなぁ。自分の恋人を友人カップルに紹介するのに、いきなりみんなモロだったら。。。
でも、こちらの人は全然動じないし、とても普通である。実はちょっとした刺激になっているかもしれないが、あまりに普通すぎて、僕らもだんだんと慣れてくる。男だろうが女だろうが、普通に裸の付き合いができるのだ。ただモロなだけじゃないか。。。
なんとも優雅かつ泰然自若なのだ。

サウナも60℃の低い温度のやつがとても気持ちよくって、おばさんが股をおっぴろげて寝転がっている横でストレッチしながら長い時間をかけて汗をかく。その後、プールで体を静めて、のんびりとジュースを飲み、寝椅子に転がっていたら、ぐっすりと眠ってしまった。。。E気持ちだ~。

7月29日(金)
最終日。仕事も全て終了し、明日は1日ぶらぶらとして(あわよくばまたサウナか~と考えたりして)、あとは予定通り31日(日曜日)の便で帰るだけだナと思って、チケットをみると、なんと29日の便になっているではないか!! もちろん、もう飛行機はとびたっている。。。
まいったナ。最初に予約してから、1回だけ便を変更できるチケットだったので、帰国前にフライトデイトを変えるつもりがすっかり忘れてた。(変更したと思い込んでたよ)
仕方ないので次の日の朝、なにはともあれ空港へ移動。移動の途中で旅行会社の方の携帯番号に電話を入れるが通じない。。。まぁ土曜日だし、こんなものかなと思いつつ、めげずに会社の女性に電話してルフトハンザ・ジャパンに予約交渉をしてもらう。こんなときに部付きの女性が優秀だと助かる。無理くりに予約を入れてもらい、予約番号もゲット。日本からの予約ということで、空港のカウンターで難なくボーディングパスを発券してもらうことができ、無事にチェックイン完了。

今回の出張で「サウナ」を経験したことによって、僕も人間的に成長したようだ。
チケットの間違いなどという小事に動じることもなく、まさに泰然自若なのだ。。。

最後に、、、
teacherteacherさんの為だけにイケメン紹介を。。。


写真の彼はトビアスくん。年齢は25-6才。プロジェクトの装置運転キーパーソンなのだ。普段はくだらないギャグを連発する田舎もののトビアスであるが、仕事は真面目で、機敏で、なかなか出来る奴。仕事中の真剣な姿には男の僕でも「かっこいいぞ、トビアス!」と思ってしまう。趣味は自転車で、9月には本プロジェクトの継続作業で日本に滞在し、休日は阿蘇周辺を自転車で周る計画らしい。
日本は4回目で実はカラオケが好きというおちゃめなトビアスでした。
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変化のある男はカッコいいね。。。ということで、、、

a0035172_20224510.jpgCh-ch-ch-ch-changes
(turn and face the strain)
Ch-ch-changes
Just gonna have to be a different man
- David Bowie “Changes”







おまけ、、、ピンクフロイド的風景a0035172_2041643.jpg
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by onomichi1969 | 2005-08-04 21:12 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(8)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~ジョセフィンのお宅訪問の巻~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 17日

先週のミハエルさんに引き続き、今週末(16日)はドクター・ジョセフィンのお宅訪問である。典型的な村の住人でおらが大将といった感じのミハエルと違い、ジョセフィンにはとてもソフィスティケイテッドでアーバンな匂いが漂う。服装ひとつとってみてもいつもキッチリしており、神経質そうな佇まい。なんといってもドクターである。学生時代はベルリンで過ごしたインテリであり、南部の田舎臭さがなくて、会社でも一目置かれている(というか浮いている)のがジョセフィンなのだ。

ジョセフィンのお宅はシュツットガルト郊外にある閑静は住宅街、その中でも少し高台、いわゆる山の手にある。4パーティ居住のアパートメントだが、ちゃんと庭もあり、ベランダもあり、2階分の居住スペースもあって言うまでもなく広い。

a0035172_2237157.jpgジョセフィンの家族は、背が高くスレンダーでモデルのような奥さんと可愛らしい2人の子供、女の子は6歳になるジュリアナ、男の子は3歳のマクシミリアン。マクシミリアンは体が弱いと聞いていたが、会ってみると予想に反して、ものすごい暴れん坊。元気があってよろしい。しかし、家中を走り回るわ、食事中も言うことを聞かないわ、これにはさすがのジョセフィンも手を焼いていた。(ドイツ人というのは躾が厳しいというけど、、まぁこれも子供可愛さ故、なのかな。。)


ミハエルの時もそうだったが、ジョセフィンにも日本の子供向けお菓子付きおもちゃ(安いやつ)をプレゼントした。これが案外に受ける。(そのひとときだけだと思うが。。) ジュリアナもマクシミリアンも日本のおもちゃに大喜びで、これが子供を吊るのには一番効果的なのである。子供の心を掴めば、お宅訪問も楽しくなるのだ。

ジョセフィンのお宅でランチを頂き(でっかいラザニア!美味しかった!!)、ベランダで優雅にお茶を飲みながら、ゆったりとくつろぐ。高台にあるベランダには廻りの緑から涼しい風が通り抜ける。ジョセフィンが自分の仕事だというベランダの花々に水をやるのを見やり、彼の花に関するウンチクを聞き流しながら、目下にある隣の家の芝庭でプール遊びを興じる子供たちを眺めるともなく眺めていると、なんというか、これが休日の午後の充実というものかぁ、これが生活というものか~、金妻だ~、バブリーだぁ~、と改めて羨ましくなる。
それで、聴こえてくるのはa-haの音楽である。ブライアン・アダムスである。80年代である。(彼のCDラックを見ると、あとStingとか、エルトン・ジョンなどが並ぶ)
ここで『ブルー・ベルベット』が流れてきたら、案外とピタッと嵌まったかもしれない。デニス・ホッパーも涙する。展開としてはありえないが。。。

a-haといえばやっぱりこのPVだね! ←クリックすると始まるので音量注意!!
結末も。。。 ←クリックすると始まるので音量注意!!

ジョセフィンの家族と別れ、僕たちはシュツットガルトの街へ繰り出すことに。高台の街を車で流しているときに気がついたのだが、この街は路上に車で溢れかえっている。とにかく路上駐車の車が多いのだ。聞けばどの家も大体2台以上の車を持っていて、駐車スペースが絶対的に不足しているのだとか。もちろんジョセフィンの家にもBMWが2台。ちゃんと屋根つきの車庫に納まっていた。
そういえば、午前中、ジョセフィンのお宅訪問の前に近くのポルシェ博物館に見学に行ったのだが、そこでジョセフィンがさりげなく言うには、「2年前にポルシェに乗っていたんだ。。。」
なんという奴だ。。。


a0035172_2240158.jpgすこし離れた高台からシュツットガルトの街が一望できる。シュツットガルトは、いわゆるすり鉢状の地形、盆地になっており、気候は盆地特有の厳しさをもつ。夏は午後からが異様に暑く、冬は雪が積もり、かなり寒いらしい。


a0035172_2240959.jpg街の中心にはターミナル駅があり、その建物のトップにはベンツのマークが。。そう、シュツットガルトはメルセデス・ベンツの本拠地なのである。(まぁ日本の名古屋や豊田みたいなものかな)
駅の近くに大きな建物を建築中だったが、それもベンツの新しい博物館ということだ。50万程度の人口だが、街全体にそこはかとない高級感が漂う。これもベンツ効果か。
ちなみにベンツだけでなく、もちろんBMWやポルシェ、日本のマツダの工場もあり、ここはドイツ一の自動車都市なのである。(当然、自動車関係の仕事従事者の割合が他の都市に比べ圧倒的に多い。わりとリッチな都市なのだ。)


a0035172_2241951.jpg街は古い建物と新しい建物が混在し、急速に発展しつつあるこの都市の印象を決定付ける。休日の午後で、年1回のハンブルグ・魚マーケットも開かれており、とにかく人が多い。街をぐるりと1周し、適当にショッピングするともう夕方であった。
ジョセフィンとは駅で別れ、僕は一人電車で田舎町へ帰る。1時間半の行程。(ジョセフィンは田舎町までBMWを跳ばして1時間で会社まで行けるらしいが)


a0035172_22415311.jpg帰りの電車の中でうとうとしていると、前の席の脇から黒人の子供がじーっとこちらを見ている。少し相手をしてあげると、これがしつこく付きまとってくるんだナ。。。
子供ってどこの国でも変らないよなぁと改めて思う。



a0035172_22501110.jpgTouch me
How can it be
- a-ha "The sun always shines on T.V."
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by onomichi1969 | 2005-07-17 22:50 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~ディスコだよ。全員集合!~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 17日

7月14日、木曜日の夜。滞在先メーカーの日本担当営業であるクルトさんと食事をした。彼は日本担当の営業なのだが、別に日本語を喋れるわけではない。たまには日本語で食事の会話を楽しみたいと思う今日この頃。。。
クルトの前任者ヨアキムは、昔、K大で情報関連の講師をしていて、奥さんが日本人ということもあり、日本語がペラペラだった。ヨアキムと最初に会った時、「どーーも、どーもです~」と言って現われた時はびっくりしたw。彼も今や38歳だが、未だにハンサムボーイといった風貌で、奥さんもやはり綺麗な人なのだ。<何年か前にお宅訪問した。。>

a0035172_21599100.jpgクルトも今日は奥さん同伴。この2人がまた仲がいいんだナ。一応、僕は彼にとってのお客なのだが、、、なんで、そんなに僕に見せ付けるのかな、というくらいベッタリしている。まぁこれが自然なのだろう。。。ちなみに、クルトの奥さんは、黒髪のショートカットが似合う小柄で可愛らしい女性である。


食事は観光都市としても有名なシュバービッシュ・ハルのビア・ガーデンで。天気がいいので、外はとても気持ちいがいい。時間は夜8時を過ぎたばかりで、まだまだ明るいが、日差しが弱まり、風があるので、食事するには最高の状況だ。
ビア・ガーデンといってもビルの屋上にあるようなやつとは違い、美術館隣接の旧ブロイラーを改造したなんともお洒落な感じのお店なのだ。外庭は木々に囲まれ、ゆったりとした佇まい。
食事の途中で人懐っこい猫が紛れ込んできて、テーブルの下をうろつき廻り、別々のテーブルに座る人々を一瞬親和な気持ちにさせる。

a0035172_2201077.jpgところで、本日のメインエベントは、ディスコである。シュバービッシュ・ハル郊外、廻りに何もないところにぽつんとある。ディスコ。(イメージとしては、あのバンパイア映画のような感じか)
既にディスコの廻りは車で一杯、小屋からは大きな音でクリームの『ホワイト・ルーム』が聴こえてくる。いい感じである。。。



ディスコとは言っても、生バンドである。ロックとR&Bである。
ここでは2週に1回とかの割合でライブがあるらしく、その時には廻りの街や村から多くの人たちが観衆として駆けつける。(もちろん車でだ。。) 中にはクルトの仕事友仲間等が数人いて、次々と挨拶を交わしている。

a0035172_2213086.jpgステージでは5人のシンガー達が次々と歌いまくる。黒人男性2人、白人男性2人、白人女性1人。彼らが順番にリードを取る。それ以外のものは袖に引いてビールを飲んだり、コーラスで参加したりと、とても和気藹々な感じである。

ギターもベースもキーボードもとてもこなれた感じで演奏は良かった。特にベースの奴がファンキーだったナ。
あとドラムとパーカッション。ベースも加えたリズム隊は、メチャメチャ元気があって、ワンナイトショーを楽しむぞ、って感じが素晴らしかった。


a0035172_2223641.jpg曲は僕の知らないものが多く、知っているものは少ししかなかったが、例えば、『マン・イーター』や『ならず者』、『マンズ・マンズ・ワールド』『ジャーニーマン』などの楽曲は聴き知ったものだ。
クルト曰く、この中で有名なのは黒人男性の1人。名前は・・・・忘れたが、15年程前に全米でも売れたらしい。15年前というと僕はもう洋楽を聴いていないから、知らなかった。

しかし、ステージングはやはりその昔取った杵柄というか、彼(上の写真シンガー)のプロフェッショナルな歌声がとても印象に残る。彼の『マンズ・マンズ・ワールド』には結構痺れたナ。

結局、今日は12時半までディスコでロックに酔いしれた。ビールもたんまり飲んだ。田舎の夜もたまにはエキサイティングなのだ。

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a0035172_2264173.jpgIt's a man's, man's, man's, man's world
But it wouldn't be nothing
Without a woman or a girl
- James Brown “It's a Man's Man's Man's World”
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by onomichi1969 | 2005-07-17 22:15 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~お待たせ!ラガーちゃんだよ、全員集合!~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 12日

7月10日(日)。今日の午後は仕事先で知り合ったミハエルさんのお宅訪問の日である。ミハエルさんのお宅訪問は実は2回目。前回、なんといってもラガーちゃんとの出会いがあり、2人は恋に落ちたのだった。。。
あれから、6ヶ月、皆元気にしてるかな?
ミハエルさん方は、奥さんのディアナさんと2人の子供でまだ7ヶ月という女の子、そして、ディアナさんが孤児院の元保母さんという関係で、3人の孤児が一緒に暮している。ミッキー(ミハエル)は6歳の男の子、そして仲のいいラガーとレスカは2人とも5歳の女の子だ。

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ミッキーは元気がいいお兄さん。
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ラガーは恥かしがり屋でちょっと泣き虫。
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レスカはきかん気が強い。
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相変わらず皆可愛いね。
前回は散歩に同行したのがラガーちゃんだけだったが、今回は3人一緒で近所の公園に。
元気いっぱいでとびまわる、はねまわる、まるで疲れをしらない、子供たちは世界中どこでも一緒だ。オジサンも調子に乗って遊んだから、実はかなり疲労困憊。
持病の腰痛が出そうだ。。。

7時頃まで一緒に過ごして、皆とはお別れ。
僕も今回が最後のドイツだと思うから、君たちとはもう会うことがないかもしれない。
うーん、もう一回くらいドイツに出張できないかな?

車での帰り途中、虹の起点に遭遇。ちゃんと終点もあって、僕らは虹のアーチの下を潜ることができた。虹は希望の象徴。皆に幸あれ。


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a0035172_4232336.jpgBefore you go to sleep
Say a little prayer
Every day in every way
It's getting better and better
- John Lennon “Beautiful Boy”
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by onomichi1969 | 2005-07-12 04:25 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~お散歩~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 12日

7月9日(土)。2回目の週末である。明日はラガーちゃん宅を訪問というイベントがあるが、今日は特に予定がなく、遠出も面倒くさい(ドイツでも出不精!)ので、一応ホームワークの為に当てることにした。と言いつつ、朝から仕事をする気もなく、天気もいいので、午前中はブラブラと近所を散歩。。。のつもりが、気合が入り、昨日のS君の情報を基に、未踏の地を隈なく探索し、ここに来てようやく街の全貌が次第に明らかになってきた。(無人島探検さながら。。。)
まず駅まで歩き、そこから街外れを舐めてから、地ビール工場を望む。また戻って、川を渡り、街の中心地で少し買い物。そう、土曜日の午前中に買い物を済ましておかないと後で大変なのだ。

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昼飯はなんとなくスパゲティが食べたいという欲望に駆られ、ホテルの近所からイタリアンレストランを順に回ったが、何処も閉まっているか、ランチを断られるかのどちらかで、意地になって確実にやっていると思われる遠くのイタリアンレストランまで行く。

a0035172_327246.jpg念願のトマトスパゲティを食べることが出来たが、味は正直言ってイマイチ。。。苦労が報われなかったとも言えるが、これはもう意地の問題なので、味なんてどうでもいい話なのだ。
全ての道は"ROMA"に通ず。。。とりあえずローマなのだ。


結構ヘトヘトになりつつ、ホテルに帰ってきて宿題をこなす。宿題は前回ワシントンDCの報告書である。(これをドイツでこなす為に分厚い資料を3冊持ってくる羽目に。。。)
しかし、予想以上に早く終わった(途中で手抜きになった)ので、インターネットでしばらく遊ぶ。ダイアルアップ環境の為、操作にはかなりストレスがあるし、電話代もかさむけど、人様のブログ探検は面白く、やめられない。。。まぁいいさ、ホテル代も電話代も会社の金だ。(そうそう、とあるサイトで ”Book Baton”なるものを発見。内容は音楽の時と全く同じ。本の数なんて、数えられんナ。皆さん注意を!そして心の準備を!!)

さて、夕食は行きつけのアジア料理屋でカレーライスを食べる。味は微妙に不味く、異様に辛い。ここの特徴は安いということ。それ以外には特にない。これより安いところはトルコ料理系のファストフード店しかないが、こっちのケバブ(DONER)はわりと美味しい。

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ホテルに戻って、本を読む。長期滞在時に持っていく本というのは、繰り返しの再読に耐えられる愛着のあるものがよいと言われるが、僕の場合はこの2冊。
 竹田青嗣 『現代批評の遠近法』
 竹田青嗣 『世界という背理』
前者が短めの評論を集めたもの。後者は長編評論である。両方とも文庫本なのが旅行に最適。
特に前者の評論はとても感動的で、僕は同じ箇所を何度も読んでは心を震わしている。たぶんこの本こそが僕の文学的心情に最もフィットする視線を提示しているのだろうと思う。それはいつも共振するのだ。
BGMはビーチボーイズである。ブライアン・ウィルソンの歌うファルセットのバラードを聴くたびに僕は胸が熱くなる。そういう意味でこちらも感動的だ。そこには言葉以前の何かがあり、それは僕に伝わり染み入る。それこそがブライアンの天才性所以である。


a0035172_333074.gifWhen she says "Don't worry baby"
Don't worry baby
Don't worry baby
Everything will turn out alright
- The Beach Boys “Don't Worry Baby”



旅先だとなんとなく、いつもよりセンシティブになっているかもしれないナ。

そんなこんなで眠くなり、早めの1日がいつの間にか終了。。。
22時すぎに寝たので、次の日は5時前に目が覚める。。。日の出の様子を撮りたかったが、かなり曇っているのでこんな感じに。

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by onomichi1969 | 2005-07-12 03:37 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(2)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~Live at an Irish Pub~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 09日

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ドイツの田舎町に滞在して2週間。昨夜は街の片隅にあるヤングアダルトの溜り場、通称アイリッシュ・パブへ潜入。ここへは最近の出張時にほぼ毎回来ているが、お目当ては2~3週間に1回程度の割合で行われる週末ライブである。これまで2回ライブの時に当たったが、これがなかなか面白かった。というわけで、今回も来て早々にライブ日をチェック。閑散とした平日の店内を覗くと7月8日にデレクさんライブ!という黒板書きを発見、この日を楽しみにしていたのだ。


週末のライブ開催日は超満員となる。テーブルにありつけない人たちはずっと通路で立ちながら飲み続けなければならない。とはいえ、明るいうちに店に入るのはなんとなく気が引けるので、日の入りの22時を待って店内に突入。(ちなみに僕のホテルはパブのすぐ近く~)今回は、滞在先メーカーに研修で駐在しているS君を前日に無理やり捕まえて同行をお願いした。彼はドイツ語がちょっと喋れるのでいざと言うときに役に立つ。(なんて言うとS君に失礼か!)

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予想通りの超満員だったが、なんとか隅の樽テーブル(単なる樽だ)に相席できた。(といっても席はなく、既に立ち飲み状態~)既にライブは始まっており、大音響のロックミュージックが店内に響き渡る。一見、スティーブン・スティルス風のデレクさん。生ギター片手に弾き語りと思いきや、歌うは、いきなりのニール・ヤング『孤独の旅路』、ロック調だ~。スティルスじゃなくって、ヤングか~、と一人で突っ込みをいれたが、ロックにあまり興味のない若いS君には意味不明のようだ。まぁ、デレクさん、かなりオヤジが入っているが、ロック魂は健在といった感じ。思い返してみれば、初めてこの店に来た今年の1月もデレクさんが来ていた。どうやら常連ライブアーチストのようだ。2回目の時は違うオヤジだったナ。(2回目のオヤジはジョン・クーガーやトム・ぺティ、ブライアン・アダムスを連発してなかなかウマがあったのだ。ZEPをリクエストしたらちゃんと歌ってくれたし。。。それもエレアコギター1本。)
世界各国で、今やロックといえば、オヤジなのかもしれない。ロックはオヤジが救う~!(ロックがオヤジを救う~!かな??)

デレクさんは、50年代ロックンロールが得意のようで、『ペギー・スー』やプレスリー・メドレーなどが続く。

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落ち着いて店内を見渡してみると、デレクさんも2回目なら、前回来たときに見た顔をちらほらと思い出す。デレクさんが一生懸命歌っている側でやたらと騒いでいる青年とヒゲオヤジも前回いたナ。それから、一緒にダンスしたハンナ(写真の女の子)も3回目!久しぶりーって感じだ。彼らは常連中の常連のようで、店内のテーブルを四六時中動き回っていた。
と、いつの間にか第1弾ライブは終了。。。

S君に感想を聞くと、殆んどの曲を知らないということで、あまり楽しめてないご様子。そうか、オヤジロックにはついていけないか。。。ごめんね、S君。
インターバルはS君から地元情報を幾つか仕入れつつ、仕事の環境などをひとくさり。と突如、第2弾が始まった。早いなー。インターバル20分くらいだ。

ラインナップは、S&G『ボクサー』、ビートルズ『レット・イット・ビー』、CCR『プラウド・メアリー』、『バッド・ムーン・ライジング』などなど、かなりベタな感じだが、店内は既に大合唱である。おーこれなら俺も歌えるぜー、みたいな感じか。
ちなみにドイツでは、英語の曲を皆よく聴く。イングリッシュ・ソング自体はとてもポピュラーなのだ。テレビではMTVが流し続けているし、ドイツの音楽ベストヒット番組では、英語の曲がNo.1だった。(Akonの”lonely”って曲。マライヤも頑張ってるね。) そんな中、僕は観た! 今でもNENAが健在なのを。20年後のNENAがテレビで歌っていたよ。
ジャーマン・ロック(ドイツ語のロック)も結構、MTVで掛かっている。ヨーロッパ風のポップで洒落た感じの曲がわりと印象に残る。ジャーマン・ラップってのもあるんだね。(当たり前か、日本語もあるし。)

そんなこんなで24時前には第2弾のステージも終了~!
S君が退屈そうなので、とりあえず引き上げることにした。次のライブはまた2週間後か?ありゃ、まだドイツにいるナ。。。

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いずれにしても、今宵はまだまだ続くようである。

a0035172_21263269.jpgKeep me searching for a heart of gold
You keep me searching and I'm growing old
- Neil Young “HEART OF GOLD”
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by onomichi1969 | 2005-07-09 21:33 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 ドイツ通信 ~孤独のランナーかぁ~ semスキン用のアイコン02

  

2005年 07月 04日

onomichi@ドイツの夜に一人 しかし、、、

a0035172_530053.jpg夜の9時半にしてこの明るさ。


a0035172_5404578.jpg朝は5時すぎにもう窓辺に陽が差す。


夜は若く(そして短い)、僕はそう若くはないけど、夜の空気は甘く、僕の気分はほどほどに苦かった。。。

ここはドイツ中南部の小都市。地理的に言えば、ちょうどハイデルベルグとシュツットガルトとニュルンベルグが作る三角形の中心あたりに位置する人口3万人程の街で、その中心部を散歩すれば30分程で1周してしまい、散歩の最中には同じ人に何度も会ってしまうという田舎町である。日曜日ともなれば店は喫茶店とレストラン以外は全てシャッターが下りており、スーパーも開いてない(もちろんコンビニなんてない)のどかな田舎町。週末の昼間ともなれば、そんな喫茶店が社交場となり、店にいる皆が顔見知り状態である。
そんな田舎町にもチャイニーズレストランは5軒もあって、中国人が何人かいるが、どうもみんなドイツ語しか喋れない2世か3世だったりして、なんというか中国人というのはすごいナと感じる。

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普通のドイツ人というのも日本人と同じように英語をしゃべるのが苦手なようで、街中でのコミュニケーションにはなかなか苦労する。特にこの辺りのファストフードの店員や店子はトルコ系やアルバニア系他、東欧系のよくわからない人種の人が多く、彼らは英語のえの字もしゃべれないのであるが、結構みんな気さくで人当たりがよい。やはりそこが田舎町である。長く住んでみたいとは思わないけど、短い期間ならば安心して住める。そんな感じである。

何はともあれ、そんな田舎町に滞在して1週間が経とうとしている。
今回の出張は遊び半分だった前回のワシントンDCとは違い、実ジョブ特有のプレッシャーが掛かっており、思った以上に日々の仕事に追われる毎日。元々がある機器の納期管理の為のオブザーバーとして派遣されているからとはいえ、納期厳守!を厳命に機械の前に突っ立っている、、、というわけにもいかず、一応は技術者としての仕事もあり、あと納期1ヶ月を切ったこの期に及んでいろいろと設計打合せをしまくっている。こんなんで大丈夫なのだろうか?と思いつつ、なんとなく田舎特有ののんびりとした雰囲気に飲み込まれている自分がいるといった具合だろうか。大体が時間の流れ方が違うのだから、しょうがない・・。
工場のワーカーは朝7時には仕事を始め、夕方4時には家に帰る。家に帰って何をするかと言えば、自分で自分の家を造るのである。夏は日が長い。家に帰ってから3-4時間は家造りにじっくりと励めるわけだ。。。 

俺は来週から2週間イタリアへ旅行だよ。ほー、そういえばサマーホリディのシーズンだナ。2週間後に会おう。ホイホイと。なんということか。。。

先週の始めは30℃を超える暑さに、クーラーのないホテルやオフィスルームで、かなり大変な目にあった。窓を開ければ、虫が何匹も飛び込んでくる。ドイツ人は網戸というものを知らないようで、そういう発想がわいてこないのはあまり虫を屁ともおもっていないのか、何なのかよく分からないが、傍から見てると結構虫がブンブン飛んでいるのが気にはなるようで、そういえば、僕が仕事でパソコンを打ちながら日本から持ってきた扇子をパタパタしていると、向かいに座っているオヤジが羨ましそうにこっちを見ていたっけ。
それでもハエなどは容赦なくアタックしてくるので、こっちは必死で叩き落しながら、仕事するしかないのだ。

a0035172_5423299.jpgまぁそんなことはどうでもいいとして、先週始めの暑さをすっかりと忘れてしまったが如く、ここに来て急に気温が下がって、寒くなってきた。
昨日、ダウンジャケットを着た兄ちゃんとすれ違ったときは、さすがに「おまえ、冬かよ!」と突っ込みをいれてしまった。。。

ドイツの気候はとにかく油断ならない。



そんな週末のドイツの夕べ。BGMは『ロックバルーンは99』といきたいところだが(このNENAの名曲はドイツでも有名だ。当たり前か。。。)、残念ながら僕のHDDプレーヤーにはエントリーされていないので、哀愁のジャクソン・ブラウン『孤独のランナー』に深い癒しを感じつつ、まだ陽が高い夕べの雲を眺めては、遠い故郷の人々を徒然に思い出したりして、急に孤独を感じ。。。もう寝よかな! 

a0035172_5431967.jpgOh won’t you stay just a little bit longer
Please, please, please say you will
  - Jackson Browne "Stay"
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by onomichi1969 | 2005-07-04 05:46 | 旅の記録(ドイツ通信) | Trackback(1) | Comments(9)

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