Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 ロック・オブ・エイジズ "Rock of Ages" semスキン用のアイコン02

  

2012年 11月 02日

a0035172_3541689.jpgめちゃめちゃ面白かった。頭空っぽで楽しめる。LHの機内映画でもやっていたので、劇場で観た後にさらに2回観てしまった。
この映画で扱われるロックとは、所謂、80年代に興った産業ロックとか、大衆ハードロック、ヘアメタル(LAメタル)と呼ばれるものである。それは60年代後半から70年代前半のハードロックやマニア限定のスラッシュメタルとは違う。大衆に広く浸透した誰もが歌えるみんなのロックなのである。
産業ロックの代表格は、ジャーニー、フォリナー、REOスピードワゴン、そのハードロック系は、デフ・レパード、クワイエット・ライオット、ナイト・レンジャー、ボン・ジョヴィなど、80年代以降のヴァン・ヘイレンやエアロスミスも含めていいだろう。ヘアメタルからは、ポイズンとトゥイステッド・シスター。本当は、ラットこそ代表格なのだと思うけど、如何せん曲がない。。。(女性シンガーはパット・ベネターとジョーン・ジェット。。。ハートじゃないのか?)

映画の中で歌われるロック。実は、これって主人公のシェリーが持っていたアルバムで、彼女が崇め奉るロックバンド達の曲である。産業ロック。60年代後半に変革を叫び、夢破れたロックは、70年代以降に大衆へと向かい、個的な愛や夢を語る装置として幻想化する。多くの人々がそれを共有化することで、商業的にも成功するのだ。
ただ僕はこの映画の80年代ロックを卑下するつもりは全くなく、逆に賞賛したいのである。なぜなら、僕自身がこの時代のポップ化したロックを聴いて育った世代だから。ある時期、それを否定して時代を遡ったけど、25年経った今、やっぱりその音楽が心に沁みるから。50年代に生まれたロックが反逆や反体制というイメージを覆し、大衆化、ポップ化していく過程を思うと、僕は自分自身や時代と重ねあわせて、ロックそのものをとても愛おしく感じる。ロック・オブ・エイジズを観ているとロックって素直にいいなぁって思う。観ているだけで、僕の涙腺は自然にゆるむのだ。

我が青春の楽曲たち。スクリーンで弾けるその映像は、まさしくベストヒットUSAやMTVで観た洋楽PVそのものである。キラ星の如きロックスターたち。僕らが洋楽に憧れたイメージ、幻想としての物語、その映像化。80年代の傑作映画ストリート・オブ・ファイヤを思い出す。

映画の楽曲の中で、僕の一押しは、ゼタ=ジョーンズ渾身の”Hit Me with Your Best Shot”とゆる~い”Can’t Fight This Feeling”、そして” We're Not Gonna Take It”と”We Built This City”のミックスバージョンである。REOのTシャツを着て歌う年老いたケビン・クローニン。最高に泣けたなぁ。主人公2人のデュエットも素晴らしかった。最後の”Don’t Stop Believin’” トム・クルーズもカッコよくて、無様で、とても痺れたよ。2012年アメリカ映画
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by onomichi1969 | 2012-11-02 03:57 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)

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