Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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2005年 02月 23日

Fleetwood Mac "Rumours"
Radiohead "Kid A"

日本ロックでは、ARB、サニーデイサービス、サザンオールスターズ

などの思いつきレビューを取り敢えず予定しています。

異国の地で恋人が出来ました。。。ラガーちゃんです。彼女は孤児ですが、とても心優しい素敵な女の子なのです。

帰国しました。。。早速、久々にエントリーしてます。

ラガーちゃん写真追加!


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映画のレビューは基本的にjtnews onomichiのページに載せています。<コメント欄のを押すと僕のレビューが観れます!>
気が向いたらこちらもどうぞ!!
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by onomichi1969 | 2005-02-23 02:12 | お知らせ | Trackback | Comments(24)

semスキン用のアイコン01 Television “Marquee Moon”(1977) semスキン用のアイコン02

  

2005年 02月 23日

a0035172_261170.jpgニューヨーク・パンクの雄 Televisionのメジャーデビューアルバム “Marquee Moon”(1977)  当時のミュージックシーンは商業化ロックや難解なプログレへのアンチテーゼとして勃発したパンクという概念を抜きにして語れないので、やはりこのバンドもその出現の仕方やサウンドを聴く限りにおいて、ある意味でパンクというものなのだろう。
しかし、いつの時代でもメジャーシーンに対抗するアンダーグランドという世界はあるのであって、それが表に出るか出ないかはその時代の風潮によるものでしかない。こういったバンドが次々と日の目を見ることになったパンク/ニューウェイブの時代だからこそ、たった1作だけであるが(2枚目以降は寡聞にして知らない)、その時代を象徴する名作として後世に語り継がれ、年月を超えて評価を受け続けているのかもしれない。
僕自身がTelevisionを知ったのは学生時代に聴いたFMのパンク特集からであった。当時はそういった類の特集はよく組まれていたので、たまたまエアチェックした中にこのバンドの歌う”Marquee Moon”と”Prove it”があったわけである。
その当時、僕の周りには洋楽を聴く仲間がわりと多くいて、それが僕にとってラッキーだったのは、僕がエアチェックしたテープに収録した”Marquee Moon”を学校などで友達に聴かせ、専門誌で知ったこの時代の背景を受け売りで語ったりすると、その中の金持ちの友達が早速、Televisionのアルバムを買ってきたりするのである。僕はそれを借りてテープにダビングするだけである。こうして、様々な音楽を容易にゲットしていたわけであるが、、まぁそんな話はどうでもいいか。
Televisionは当時、Velvet Undergroundの正統な後継者とも言われ、確かに彼らの音楽は、Velvetと同様にアングラシーン独特の下手クソな演奏で人の心を掴む術を実に巧みに表現化しているように思える。素人がコードの練習をしているような剥き出しのギター音は、僕らに逆にビュアな印象を与え、シンプルな演奏が詩的な歌詞を強くアピールする。そのくせ曲の構成はわりと複雑でそのアンバランスさが面白い。
何だかんだ言って、”Marquee Moon”や”Prove it”などの長丁場の曲はそれなりに聴かせる、というか、その独特のギターリフによって生み出されるメロディと神経症的なトム・ヴァーレンの声が耳をついて離れないのだ。彼らの音楽が時代性以上に僕らを惹きつける魅力があるのもまた確かだろう。
ただ、Television “Marquee Moon”は素晴らしいロックアルバムであるが、そのロックとしての価値を論じるには、僕はこのバンドを知らなすぎるのかもしれない。僕はロック或いは芸術というのは、ある意味でパワーであり、方法論であると思うが、やはりそこには厳密な職人的突き詰め、或いは天才的な見通し、資質があってこそ、ある種の地平線を越えられるのではないか、と最近思うようになった。そういう意味で、このアングラ的(手法の)バンドの限界がすなわち唯一の傑作“Marquee Moon”なのだろうというのが今のところの僕の結論である。
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by onomichi1969 | 2005-02-23 02:10 | 70年代ロック | Trackback(2) | Comments(0)

semスキン用のアイコン01 David Bowie “The Rise and Fall of Ziggy Stardust”(1972) semスキン用のアイコン02

  

2005年 02月 20日

a0035172_2345320.jpg初めて買った洋楽LPである。 David Bowie “The Rise and Fall of Ziggy Stardust ”(1972) 70年代初期グラムロックの記念碑的な作品と言われる。少年が洋楽を聴き始めた1984年頃、各種FM誌で洋楽の名盤特集がよく組まれていて、未だ聞き知れないバンド名やアルバムジャケットを眺めては、様々な憧れを抱いたものである。その中で若きデビッド・ボウイが夜の街をきらびやかな服装で颯爽とたちずさむこのアルバムのジャケットは、T.Rexの”The Slider”(1972)などと並び、そのカッコよさ、正にグラマラスな印象が音楽そのものを超えて、少年の心を捉えたのだ。

“Ziggy Stardust”オリジナル盤は、“Five Years”に始まり、“Rock 'n' Roll Suicide”に終わる、架空のミュージシャンZiggy Stardustと彼のバンドThe Spiders from Marsとの物語を綴るコンセプトアルバムである。

このアルバムは一つの世界を構成している。A面では、“Five Years”でまずその舞台設定が語られ、“Moonage Daydream”や“Starman”により、一人のカリスマ的(地球に堕ちてきた)ミュージシャンの存在が人々の心を開放する様、その強烈な願望が歌われる。その憧れは”Lady Stardust”の美しいメロディ、悲しみを帯びた歌声とともに昇華していく。B面は暗転サイドである。“Ziggy Stardust”や“Suffraette City”では、ヒーローたるZiggy Stardustの内面、その苦悩が叫ばれる。そして、クライマックスの悲劇“Rock 'n' Roll Suicide”に至り、静けさの漂う導入部から一転、末期の悲しみと美しさが一体となった劇的なシンフォニーと共に物語は終幕する。
孤高のミュージシャンZiggy Stardustは最後に自らを解放することにより、愛を叫ぶ。彼は何と言ったか?
 “You’re wonderful gimme your hand !!!” 
そして彼は自殺するのである。

言うまでもなく、少年はこの世界に痺れた。このアルバムはDavid Bowieというミュージシャンを神格化させるのに十分な魅力をもった作品だったのだ。音楽的にはフォーク的な味わい、シンプルな楽曲、充実した演奏も作品そのものに調和しているが、それ以上に、ひとりの男、ひとつの世界のRise and Fallを描ききったことにより、“Ziggy Stardust”はDavid Bowieの頂点にして、唯一無二の作品となったのである。まさにDavid Bowieは、K.WESTの下に佇むZiggy Stardustとして、この作品の中に永遠に封印されたのだと言える。ここには始まりと終わり、彼の誕生と栄光と苦悩の叫びとが共にがあり、それは永遠なのである。ミュージシャンとして、これ以上の暴挙とも言うべき輝かしい達成があるだろうか。。。

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David Bowie ”Station to Station”(1976)のレビューはこちら!
David Bowie "Hunky Dory"(1971)のレビューはこちら!
David Bowie "Scary Monsters"(1980)のレビューはこちら!
David Bowie "Low"(1977)のレビューはこちら!
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by onomichi1969 | 2005-02-20 23:56 | 70年代ロック | Trackback(5) | Comments(15)

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