Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 Neil Young & Crazy Horse "Zuma"(1975) semスキン用のアイコン02

  

2010年 02月 02日

a0035172_2145991.jpgニール・ヤングとクレイジーホースの2枚目の共演アルバム。ある意味で、彼らのその後の歴史はこのアルバムによって運命付けられたとも言える名作である。ニールの盟友、ギタリストのフランク・サンペドロが初めて参加したアルバムでもある。

このアルバムの名作たる所以は、その楽曲のラインアップにあると思う。文句無しの名作揃い。まさにハズレ無し。始まりからエンディングまで、全くだれることがない。34分の充実である。
アルバムとしてだれない理由は、名作揃いのラインアップの中にも更にアクセントとなる名作中の名作が絶妙の配列で仕込まれていることによる。2曲目のDanger Birdと8曲目のCortez the Killerがそれである。

Danger Bird は、ベルベット・アンダーグラウンドのルー・リードが 「心が痛むほど美しいギター・プレイ」 と絶賛したと言われている。ゆったりとした中に哀調のギターサウンドを聴かせる。いつまでも聴いていたい気持ちになる。
Cortez the Killerは、アステカ王国を滅ぼしたスペインの侵略者コルテスを歌った曲。 この曲もギターサウンドを実に味わい深く、じっくりと聴かせる名演である。1991年のライブアルバム”Weld”では10分近い演奏も聴けるが、ここでの演奏は最後のフェイドアウトがなんとなく哀しい。

あと、カントリー調のロックサウンドDon't Cry No Tearsや枯れた味わいのPardon My Heart 、重厚かつポップな味わいのあるStupid Girlもよい。全てよい。

このアルバムによって、ニールとクレイジーホースは彼らのスタイルを確立し、70年代後半のライブ”Rust Never Sleeps ”(1979)や”Live Rust”(1979)というライブバンドとしての成果に結実していくことになる。
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by onomichi1969 | 2010-02-02 22:17 | 70年代ロック | Trackback | Comments(2)

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Commented by ryo_1989 at 2010-02-19 23:52
はじめまして!
同じエキサイトブログで音楽中心のブログやってる、ryoという者です。
度を越えた音楽オタクです(苦笑)。

この作品仰る通り、Danger BirdとCortez the Killer以外もなかなか良い曲揃ってますよね。
僕もStupid Girl、大好きです。

ちょっと聴いてるモノが似てる気がするので、これからちょくちょく遊びに来させてもらいます。
勝手ですが、リンクも(汗)。
良ければ、うちのブログにも遊びに来てやってください!
よろしくお願いします!
Commented by onomichi1969 at 2010-02-20 23:20
こんばんは。
20年違いですか!若いのに趣味が渋いですね。
1989年と言えば、僕が大学2年の頃です。今のryoさんくらいでしょうか。

音楽の聴き方、感じ方について、共有できればいいですね。
それについては、この20年変わっていないような気がします。成長していないってことかな。
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