Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

onomichi.exblog.jp

ブログトップ

semスキン用のアイコン01 ザ・ルースターズ 『THE ROOSTERS』(1980) semスキン用のアイコン02

  

2008年 04月 12日

a0035172_1261093.jpg80年代の日本のロックを代表する表の顔がBOØWYだとすれば、裏の顔はルースターズになる。この2つのバンドはデビューや解散の時期が近かったことや後期のギタースタイル(布袋と下山)が似ていることからよく比較されるようだが、実際のところ知名度から言えばルースターズはBOØWYに大きく水をあけられる。
が、僕は当然のことながらルースターズが好きである。特に大江慎也が弾ける初期の2枚が最高だと思っている。
『THE ROOSTERS』(1980)はシンプルなロックンロール・アルバムで、ロックンロール・スタンダードのカバーとオリジナルが半々の割合で収録されている。オリジナルは半分パクリに近い曲もあるのだが、その大らかさが逆に潔い。それを正当化するかのように大江と花田が奏でるギターサウンドは本物である。小気味よくスピード感溢れるリフの応酬と荒々しいソロ、リズム隊もタイトに決めまくる。
そして、大江のうた。それほど特徴があるわけではないけど、押しが強くて存在感のある声。切羽詰ったように前のめりで、それはたぶん彼の生き様がその声を響かせ、うたを押し出すからだろう。「フール・フォー・ユー」、「どうしようもない恋の唄」、「ロージー」、、、ピーター・ウルフを彷彿とさせるソウルフルな声。曲もよい。

ジャケットもカッコいいね。2nd『THE ROOSTERS A-GO GO』(1981)もいい。この時期のアルバムとしては、A.R.B.の『BAD NEWS』(1980)ザ・モッズの『FIGHT OR FLIGHT」(1981)とともに、70年代後半に隆盛し80年代初期にメジャー化したいわゆる<めんたいロック>の代表格と言える。その流れがパンク~ニューウェーブの時期と重なる当時の博多や久留米、北九州はNYやロンドンに匹敵するロックのメッカだったんだろうな。
[PR]

by onomichi1969 | 2008-04-12 01:59 | 日本のロック | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://onomichi.exblog.jp/tb/6998527
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
アクセスカウンター