ニキータ "NIKITA"
2008年 03月 08日
<追記>アンヌ・パリローの「顔」については好き嫌いがあるようだが、1本の映画の中で、あれほどの美醜を素直に表現できるのってすごいと思う。でもそれって、日常的でナチュラルなことなんだよな。僕らは相手のことを美しいところだけでなく、醜いところ、理解できないところ、敵わないところ、そういったものを含めてトータルで認めあうものだし。僕はこの映画を今でも良質なラブ・ストーリーだと思っているけど、他人を愛するということ、そのことをナチュラルに描いているところに惹かれる。非日常的なバイオレンス・アクションの端境に描かれる日常的な愛情、そういう映画として僕は惹かれるのだと思う。
by onomichi1969 | 2008-03-08 09:38 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)