Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 Iron Maiden "Iron Maiden"(1980) semスキン用のアイコン02

  

2008年 02月 11日

a0035172_10332146.jpg1年ほど前にヘヴィメタ好きのドイツ人が所有していた大量のMP3をもらって、その種の音楽をよく聴くようになった。アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト、オジー・オズボーン、メタリカ、ドリーム・シアター、クイーンズライチ等々。
その中でNWOBHM(New Wave of British Heavy Metal)の雄アイアン・メイデンのアルバムには結構ハマった。彼らのアルバムは初期のものしか聴いていないけど、どれもなかなか素晴らしい作品である。個人的な好みで言えば、1stと2ndがお気に入りで、ポール・ディアノのボーカルが好きだ。
巷では、アイアン・メイデンと言えば、ハイトーン・シャウティングのブルース・ディッキンソンがヘビィ・メタル・ボイスの代名詞のように言われるが、彼は3作目からの加入である。彼らの3rdアルバム” The Number of the Beast”(1982)『魔力の封印』は全英でNo.1を獲得し、350万枚以上の売り上げを記録した彼らの代表作である。荘厳でメロディアスなギター・オーケストレーションを取り入れ、彼ら独自の様式美を確立している。4thアルバム”Piece of Mind”(1983)『頭脳改革』や5th”Powerslave”(1984)も前作の流れを踏襲した名作である。
それに比べると1st”Iron Maiden”(1980)『鋼鉄の処女』と2nd”Killers”(1981)『キラーズ』はボーカリストの違いと共に荒々しい曲調が印象的であり、アイアン・メイデンの歴史からすれば前世紀的な位置づけになろうか。アイアン・メイデンの基本スタイルは既に確立してはいるが、パンクとプログレを融合したような荘厳な中にも激しさとスピード感を前面に押し出したサウンドが初期2作の特徴であろう。ツインギターとセンターを奔るベースライン、ポール・ディアノの声がサウンドによくマッチしている。
ポール・ディアノの声質は、キッスのジーン・シモンズに近い。そして、言ってみれば、ブルース・ディッキンソンがポール・スタンレイだ。
キッスが2人のツイン・ボーカルをサウンドの特徴としているように、ポール・ディアノとブルース・ディッキンソンがツイン・ボーカルを組んだら、バンドとして凄いことになっただろうが、残念ながら2人ともボーカル専門であるが故に並び立つことはなかった。
ボーカリストによってサウンドは劇的に変化する。アイアン・メイデンの歴史はそのことを僕らに教えてくれる。
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by onomichi1969 | 2008-02-11 10:40 | 80年代ロック | Trackback | Comments(0)

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