Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 KISS "Alive!"(1975) semスキン用のアイコン02

  

2007年 12月 22日

a0035172_10443357.jpgキッスの代表作であると共に70年代を代表するライブアルバム。
70年代を代表するライブアルバム、、、と言えば、フリーやオールマン・ブラザーズ・バンド、ハンブル・パイ、ディープ・パープル、ザ・バンド、ボブ・ディラン、ストーンズ、J-ガイルズ・バンド、ボブ・マーリィ、シン・リジィなどなど、いくつかのバンドの作品を思い浮かべることができるけど、ライブのライブらしさを最も体現した作品、ライブの臨場感を思う存分に味わえる傑作といえばやはり、KISS ”Alive!”(1975)だろう。これぞライブアルバムの定番である。
ライブと言えば、2枚組である(これも定番)。1枚目。まずオープニングの"Deuce"からアクセル全開で畳み掛ける、3分台の曲を並べ、まるでジェットコースターのように目まぐるしい展開。ポール・スタンレーとジーン・シモンズのツイン・ボーカルもエース・フレーリーを中心としたツイン・リードの演奏もオリジナル以上のド迫力をみせる。鳴り止まない歓声、ポール・スタンレーの性急な掛け声といかにもロックだぜって感じのMC、彼らのパフォーマンスが透けてみえるような臨場感を味わえる。そしてライブならではの演奏のスピード感とドライブ感。まさにキッス絶頂期のライブにしてベスト盤、それはオリジナル以上の迫力と完成度を見せつけるのである。
2枚目はライブも中盤に差し掛かり、すこし長めの曲を差し挟む。圧巻は何といっても12分にも及ぶ"100, 000 Years"だろう。なが~い間奏でポール・スタンレーが観客を煽る様子がそのまま収録されているのだが、これが全くダレずに飽きさせない。あ~如何にもライブ、これこそロックン・ロール・パーティだって、思わず感嘆してしまう、まさにライブならではの風景を完全パッケージしている名演である。
ラストは、"Rock And Roll All Nite"から"Let Me Go, Rock 'N' Roll"と続き、まさに彼らのロックン・ロール・パーティ・ザ・ナイトに相応しい2曲で締めくくる。
KISS ”Alive!”(1975)は、ロックがパフォーマンスであり、祝祭(パーティ)であること、そして、ハードロックという枠を易々と超え出る、キッスがロックンロールの化身であることを高らかに証明してみせた渾身のライブアルバムなのである。ジャケットもカッコいい!

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KISS "Destroyer" 『地獄の軍団』(1976)のレビューはこちら!
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by onomichi1969 | 2007-12-22 22:15 | 70年代ロック | Trackback | Comments(0)

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