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semスキン用のアイコン01 イージー・ライダー "Easy Rider" semスキン用のアイコン02

  

2007年 12月 18日

a0035172_3211546.jpg厳密に言ったら精神的自由などというものはどこにも存在し得ないものだと思う。だって精神というものは僕らを縛るものであり、僕らは精神というものに本来縛られたがっているのだから。でも、そういう精神なんて今の世の中、どこを探したらあるんだろうか。
『イージー・ライダー』の主人公達が信じた自由とは、そんな自覚が生み出すある種の諦めや敗北感からの自由だったのではないか?(だからこそ僕らはあの時代の映画を観て心を震わされるし、時代の感覚として確かにそれは僕らの胸に切羽詰ってくる)
彼らが敗北感への反抗に対して敗北を味わった…といえるだろうか。確かに彼ら自身はそうかもしれない。でも僕らは今でもそういう敗北感に対するラディカリズムをある生き難さの感覚として抱えている。『イージー・ライダー』という映画は僕らにそのことを教えてくれるのである。1969年アメリカ映画(2002-04-12)
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by onomichi1969 | 2007-12-18 03:29 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)

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