天国の日々 "Days of Heaven"
2007年 12月 08日
リチャードギアの笑ってるのか笑ってないのか、ちょっといやらしくて、すごくイノセントな表情は良かった。
人間のちっぽけな情念も最後には自然に呑み込まれてしまったが、それでも人間は自然に抗い、小さな天国を構築しようとする。
快楽への意思は善悪を超えようとし、誠実さの罠に捉まる。
広大なプレーリーの中で、大いなる時の流れの中で、男女3人の織り成すちっぽけな人間模様は、その美しい映像と印象的な音楽によって、いつまでも心に残る叙事詩となった。
サムシェパードやブルックアダムス等、キャスティングも秀逸。 1978年アメリカ映画(2003-09-06)
キネマ旬報 『天国の日々』解説
by onomichi1969 | 2007-12-08 02:52 | 海外の映画 | Trackback(1) | Comments(0)
天国の日々 (1978) 本作「天国の日々」は、20世紀初頭のアメリカ中西部の農場を舞台に、ひとりの女性をめぐるふたりの男の愛憎劇を描いた、切ない人間ドラマです。監督は、「地獄の逃...... more