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semスキン用のアイコン01 Scorpions "Virgin Killer" 『狂熱の蠍団』(1976) semスキン用のアイコン02

  

2007年 04月 14日

a0035172_13105254.jpgAC/DCのエントリィでも書いたが、70年代後半から80年代にかけてのハードロックシーンの中で、僕がAC/DC、オジー・オズボーンと共に好きなのがスコーピオンズである。

彼らを初めて聴いたのは、"Love At First Sting"『禁断の刺青』(1984)からのシングルカット、06 Big City Nightsで、当時のMTVで繰り返し流されていた為にそのフレーズが頭から離れなくなってしまったのを覚えている。へヴィメタル系という割りにはとてもメロディアスで、キャッチーな<覚えやすい>サビのフレーズが印象的だった。もちろん、ボーカルのクライス・マイネのハイトーン・ボイスも一度聴いたら忘れられない。それから、アルバムの方も入手し、その余勢をかって"Blackout"『蠍魔宮』(1982)も聴いた。特に"Blackout"収録の01 Blackoutや02 Can't Live Without You、03 No One Like Youが好きで、ギターがキンキン響くとこやクライス・マイネの「ワン、ツー、スリー」の掛け声に性急的なハイトーン・シャウト、甘く囁くようなバラードの響きも素晴らしい。そして滑らかでメロディアスなギターソロなど、とても聴き応えがあった。

以来、しばらくはスコーピオンズもあまり聴かなかった(音楽自体もずーっと聴かなかった)のであるが、スコーピオンズと言えばやはり代表作である"Virgin Killer" 『狂熱の蠍団』(1976)を聴かないとダメだということで、期間をおいてまた彼らの音楽を遡って聴くようになった。高校生の頃もこのアルバムの存在はもちろん知っていたが、やはり高校生の僕にはジャケットをチラチラ見るのが関の山で、実際にアルバムを手にとることが出来なかったのである。(このアルバムはまさにエロ本的な扱いで、こんなの借りて帰ったら親に異常性癖を疑われそうだった) まぁ、30歳を超えて、面の皮が厚くなり、ようやくとこのアルバムを手にとったり、じっくり眺めたりできるようになったわけである。(ホントか!?)

内容は、80年代のアルバムにも増して素晴らしかった。クライス・マイネの声はより重々しく、多少掠れぎみだが、とても迫力がある。そしてギター。ウルリッヒ・ロートのテクニカルなギターソロはとにかく美しい。曲もすべて(ウルリッヒ・ロートのボーカル曲は多少?だが)素晴らしく、僕らの琴線にギンギン響いてくる、哀愁の名曲たちである。(やはり、01 Pictured Lifeと02 Catch Your Trainが特にしびれる名曲だ!) アルバム全体としては、1曲1曲が短いので多少淡白な印象もあるが、逆にその疾走感がまたよいともいえる。
"In Trance"『復讐の蠍団』(1975)のプログレ風のコンセプトも悪くないが、やはり曲で比較すれば、『狂熱の蠍団』がいい。このアルバムがジャーマン・ハードロックの最高峰と呼ばれるのも納得である。

しばらく間があくと無性に聴きたくなる、スコーピオンズのアルバムにはそんな禁断性があるような気がする。それから、スコーピオンズは当然のことながらドイツでもすごく有名で、向こうのハードロックファンは今でも彼らの曲をよく聴いているそうだ。(国民的英雄だもんね。で、ある意味でドイツ人のエロさを象徴しているかも、、、)

※今回はアルバムジャケット(フル)の掲載を自粛します!
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by onomichi1969 | 2007-04-14 20:49 | 70年代ロック | Trackback(3) | Comments(0)

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