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semスキン用のアイコン01 Ozzy Osbourne "Blizzard Of Ozz"(1980) semスキン用のアイコン02

  

2007年 03月 21日

a0035172_12202365.jpgボーカルに喩えるならば、ランディ・ローズのギターは美しく情熱的な歌声であると言えようか。

僕は80年代のハードロック/へヴィメタルシーンについてあまり詳しくない。AC/DCやデフ・レパード、ヴァン・ヘイレン、スコーピオンズ、ナイト・レンジャー等の主要バンドの代表作は聴いているが、当時、雨後のタケノコのように多数出現したメタル・メイニア系のバンド(特にLA系)にはあまり魅力を感じなかったので、その様式うんぬんについてはあまり言及できない。(最近になって、アイアン・メイデンやジューダス、ホワイト・スネイク、メタリカも聴くようになったが。。。これも主要バンドか)

そんな中でもオジー・オズボーンのファースト・アルバム” Blizzard Of Ozz”(1980)は、ハードロックを超えた質の良さに感心したアルバムということで僕には昔から印象が深い。もちろん2ndやランディ・ローズ・トリビュートも素晴らしいアルバムだと思う。
この頃のオジーはあまりへヴィ・メタルというかLA系のハードロック的様式に固執していないようにみえる。02 Crazy Trainはシンプルなロックンロールだし、03 Goodbye To Romanceはバッドフィンガー風の爽やかなナンバーで、06 Mr. CrowleyはELOのプロローグ風のクラシカルでドラマチックなメロディと展開が印象的だ。
当時、(と言っても85年頃)僕の廻りではヘヴィ・メタルが流行っていて、皆がエレキ・ギターを手にとった。(僕はとらなかったが) ギターキッズ達は憧れのギタリストについて語り合い、そのフレーズを必死でコピーした。その中でランディ・ローズは、ジミヘンやリッチー・ブラックモア、エディ・ヴァン・ヘイレンと同列に語られ、既に神格化されていたように思う。(僕の友達も信者の一人だった) その早すぎる死や少年のように清々しい容姿は彼を神格化するには十分な要素だったし、何よりもそのギターの美しさと激しさはギターキッズを熱狂させたのだ。クラッシックを素養とした実直さを伝えるエピソードは神話化し、彼は天才であると共に努力家であり、オジーからの尊敬を一身に受けた最高のギタリストであるということが通説となった。

彼のギターは美しく情熱的に歌う。オジーの声はまるでランディのギターにコーラスを付けるように響く、その絶妙な取り合わせがこの頃のオジーの作品を傑作としているのだろう。(その後に続く素晴らしいギタリスト達の存在感を思うと、このスタイルこそがオジー独特の味わいなのかもしれないが)

Randy Rhoads Tribute を多くの人が涙をもって聴いた。それが事実であることは僕もよく知っている。
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by onomichi1969 | 2007-03-21 12:46 | 80年代ロック | Trackback(2) | Comments(2)

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Tracked from ロックダンス loc.. at 2007-03-21 15:49
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Tracked from 音楽の杜 at 2007-03-21 19:35
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ランディ・ローズの素晴らしい名演、ライヴアルバム(涙)! 昨日19日はランディ・ローズの命日でしたね。もうあれから25年。彼の生き方も含めて心から尊敬するギタリストの一人です。 今月のギターマガジンはそのランディが表紙でした(彼が表紙だと目立ちますね~)。ランディの母、姉、弟のインタビューが掲載されてます。こうした記事は貴重ですね。 ランディが「BLIZZARD OF OZZ」を完成させた際に母に聴かせた話、その母は「素晴らしい作品」と褒めた話等興味深い記事です。普通「コウモリを食いちぎった...... more
Commented by 240_8 at 2007-03-21 19:36
こんばんは!
19日はランディの命日でしたね。もう25年も経っていたんですね。
本作は素晴らしいの一言ですね。荒々しいプレイのなかにもクラシカルな様式美を感じさせるランディのプレイは憧れました。
記事TBさせて頂きました。
Commented by onomichi1969 at 2007-03-21 21:14
240_8さん、こんばんわ。
25年、四半世紀ですかぁ。ため息が出ますね。ホント。。。
82年というのはロック史的に言えばそんな昔の感じは全くしないんですけど、、、それは、もしかしたら、僕自身がその頃から全然成長していないからかもしれません。。。
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