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semスキン用のアイコン01 Electric Light Orchestra "Out of the Blue"(1977) semスキン用のアイコン02

  

2006年 04月 09日

a0035172_12265044.jpgElectric Light Orchestra "Out of the Blue"(1977)は、ストリングス/オーケストラ構成によるスペース・ポップミュージックとでも言うべきスタイルを完成させたELO中期の代表作である。
バンド或いはミュージシャンは、彼らがノリに乗っている時期に決まって2枚組みのアルバムを出す。その魁は言わずと知れたボブ・ディラン。。。ディランに限らず、ビートルズにしても、ストーンズにしても、フー、ZEP、エルトン・ジョン、Mac、そしてクラッシュにしても、溢れる音楽の奔流は常に2枚組みアルバムに行き着くのだ。(本当言うと、傑作は2枚組みの1つ2つ前にあったりもするが。。。)

ELOの場合、それが"Out of the Blue"(1977)である。
"A New World Record"(1976)によって成功を収めた彼らがその勢いのままに製作したら、2枚組みになってしまった、という感じだ。その為、このアルバムには一切の無駄がない、とは言えない。タイトに収められた"A New World Record"に比べ、このアルバムには幾多の遊び的な要素を感じるが、それはある種の余裕からくるものなのだろう。それが僕らにとって、とても心地よく感じるし、それこそがこのアルバムの大きな魅力でもあるのだ。

ELOは次作以降、完全にシンセサイザー中心の楽曲編成に変わる。このアルバムはELOにとって当時の集大成的作品と言って構わないだろう。
ELOはその後、バンド編成を幾たびか変えていくが、どのアルバムにも彼ら特有の音楽的煌き、そのキラキラとした夢遊感とワクワクとするような高揚感がある。僕はやっぱりELOが好きだナ。

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Electric Light Orchestra "A New World Record"(1976)のレビューはこちら!
Electric Light Orchestra "Discovery"(1979)のレビューはこちら!
Electric Light Orchestra "Time"(1981)のレビューはこちら!
ELO "Balance Of Power"(1986)のレビューはこちら!
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by onomichi1969 | 2006-04-09 12:34 | 70年代ロック | Trackback(2) | Comments(0)

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