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semスキン用のアイコン01 Hall & Oates "Abandoned Luncheonette"(1973) semスキン用のアイコン02

  

2005年 11月 12日

 
 北朝鮮の核問題解決を目指す6カ国協議で採択された共同声明の文言には多くの「あいまいさ」が残されたが、北朝鮮が約束した核の「廃棄」についても、あくまで北朝鮮が自発的に行うという解釈を残していたことがわかった。米首席代表のヒル国務次官補が28日の講演会で明らかにした。

 米国は交渉で一貫して核の「解体」=「dismantle」を要求したが、採択された共同声明は「北朝鮮はすべての核兵器及び現存する核計画を廃棄(abandoning)する」となった。ヒル代表は「abandoning」について、北朝鮮の解釈ではこの単語には「自発的」という意味合いがあり、「(核廃棄は)自らが決定したことで、強制されたものではないという主張だ。北朝鮮は、敗北ではないことを明確にしたがる」と指摘した。

 「捨てる」という概念を持つ「abandon」という言葉をめぐっては、「完全な解体」は意味しないとの解釈が可能だとの指摘も出ている。

毎日新聞 2005年10月1日 東京朝刊


なるほど、、、abandon、完全な解体ではない自発的な破棄かぁ。(ムツカシ。。)

僕にとって、abandonといえば、

豆単の最初の文章。abandon・・・「あ、晩だ!」と勉強捨てる。



Hall & Oatesの"Abandoned Luncheonette"とその捨てられて寂れたランチョン店が印象的なジャケット

なのである。

強引な導入部であるが、、、このHall & Oatesの傑作に初めて接したのは奇しくも僕が受験生の頃で、この一見訳の分からない邦題『アバンダンド・ランチョネット』も、「あ、晩だ!」と捨てられたランチョンと覚えられたのである。

・・・・・

a0035172_21163332.jpg僕の中でHall & Oatesといえば、ベスト盤『フロム・A・トゥ・ONE』で、これは僕にとって洋楽の世界へと開かれた扉そのものと言っていい作品だった。このアルバムの中のShe's Goneが特に好きで、それは彼らの80年代のヒット曲群とは明らかに違う、素朴でありながら情熱的なハーモニーを聴かせる瑞々しい名曲で、僕にはそれが本来の彼らのデュオとしての魅力そのものだと感じていたのだ。

そのShe's Goneが収められたアルバムが"Abandoned Luncheonette"(1973)である。その昔、このアルバムをカセットに収め、ただひたすらに繰り返し聴いた。もちろんShe's Gone以外にも、彼らの人気曲When the Morning ComesやHad I Known You Better Thenには、清々しいボーカルの掛け合い、愛すべきニューキッズのスタイリッシュでありながら純朴な音の味わいがある。もちろんオーツもしっかりと活躍しているゾ。Lady Rainやラストを飾るEverytime I Look at Youも素晴らしい。

80年代のロックン・ソウルなHall & Oatesもいいけれど、70年代の初々しいニューキッズが放つ溌剌としたサウンド、"Abandoned Luncheonette"は彼らの最高傑作と評されるほどに忘れがたい味わいのある作品なのである。
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by onomichi1969 | 2005-11-12 21:27 | 70年代ロック | Trackback(1) | Comments(6)

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Tracked from 音楽の杜 at 2007-05-26 16:36
タイトル : Hall & Oates 「Abandoned Lunc..
初期ホール&オーツの初々しい名盤 80年代の洋楽ロックを牽引していったホール&オーツ。実は70年代の、デビューから3枚のアルバムは、あのアトランティック・レーベルから発表しております。 実は今まで彼等のこの時代の作品は聴かず嫌いでした。安直なベスト盤に無造作に放り込まれている印象があったんですね。知っている曲といえばせいぜい「She's Gone」くらいでした。 今回たまたま本作を聴く機会があり、非常に驚いた次第です。彼等の2枚目の本作、なかなか味のある作品だと思います。 まず...... more
Commented by k-hiko at 2005-11-13 17:42 x
いいアルバムですよね。今日引っ張り出して聞いてしまいました。やっぱりジョンの曲が好きですね(あえて)。
時が経つにしたがって、チャゲ状態になってしまうのが、悲しいところです。
Commented by onomichi1969 at 2005-11-13 21:09
k-hikoさん、こんばんわ。
このアルバムを聴けば、ジョン・オーツも才能あるミュージシャンでちゃんとリードを取れるんだってことがよく分かりますよね。それが、ダリル・ホールにばかりにスポットがあたるようになり、だんだんと彼の影のような存在となっていく、、、その過程にはなんとなく興味を覚えます。
ダリルのワンマンだった80年代もちゃんとホール&オーツというデュオで有り続けた(ワムと違ってね)、その背景を想像するのもなかなか面白いかも、です。
当時、僕はオーツ的存在に愛着を覚えるタイプだったので、彼のPossession Obsessionがスマッシュヒットしたのにはひとり喝采しましたね。
Commented by hyuma at 2005-11-23 10:57 x
そ、そうなんですよ!私もこのアルバムが大好きで、何回も聞きなおしているアルバムのひとつです。She's Goneはいういまでもなく、"Abandoned Luncheonette"は今でもぐっとくる素晴らしい曲ですね。ご指摘どおりジョンは結構いい曲かいていて、自分でベスト作ったときには何曲か入れてますね。
Commented by onomichi1969 at 2005-11-24 00:12
hyumaさま、こんばんわ。
そ、そうですよね!Hall&Oatesは、ダリルとジョンという才能ある2人がそれぞれの持ち味をだしつつ、最後には2人の絶妙の掛け合いがあってこそ、やっぱり素晴らしいのだと思います。そういう意味では、このアルバムは、Hall&Oatesがそのデュオの味わいを存分に発揮した作品だと言えるでしょう。
"Abandoned Luncheonette"もいい曲です。中盤の盛り上がりが素晴らしいですね。特にダリルの声がよく響きます。
Commented by 240_8 at 2007-05-26 06:56
おはようございます。
私も本作を改めて見直しております。特に①~④が素敵ですね。
初めてコレ聴いたとき、たまげました。80年代の彼等しか知らなかったので・・・。
記事TBしましたが、うまくいかないようでした・・・。
Commented by onomichi1969 at 2007-05-26 10:55
240様、おはようございます。
ホール&オーツいいですね。今、久々に聴いてます。これはいいアルバムですね。ほんと。
①~④の流れは確かに素晴らしいです。特にHad I Known You Better ThenとShe's Goneが僕は好きですね。

TBの件はどうしてでしょうね。禁止ワードが入っているのかなと思いチェックしてみましたが、それっぽいものはないような。念のため、一般的に用いられそうな単語はいくつか削除しておきましたが。
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