Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

onomichi.exblog.jp

ブログトップ

semスキン用のアイコン01 ライフ・イズ・ビューティフル "La Vita è Bella" semスキン用のアイコン02

  

2012年 04月 22日

a0035172_9324363.jpg素晴らしい映画。
ナチの収容所を舞台にした映画というと『ソフィーの選択』や『シンドラーのリスト』を思い出すけど、この映画を含めて、描かれている視点は全く違うから、単純に比較はできないと思う。<特に『ソフィー』とはすごく対照的だ>

この舞台を重々しく扱うことだけが評価されるとは全く思わない。不条理下でも美しく生きること、希望の芽を決して摘まないぞという楽観的意志の切々さ、そのあまりの確信的な心情が逆に気持ちよかったです。でもベニーニはかなり抑えて演技していたんじゃないかな。彼の切ない表情がとても印象的でした。

この映画を自分の子供のことしか考えていないとか、戦争を軽々しく扱いすぎているとか、偽善だとか、いう人がいるけれど、そういう知ったふうなこと言う人の方がよっぽど偽善的だと思うし、それって強迫的でつまらない観方なんじゃないかなぁ。。。なんて書くと怒られるか。まぁ映画の正しい観方なんてないんだから、画一化された意見なんか聞きたくないよ。自分の死まで軽々しく扱ったこのベニーニ作品こそ究極の「美しき哉人生」であり、その突き抜け加減が妙に可笑しくて、哀しくて、僕はすご~く心に残りました。1997年イタリア映画(2003-02-12)
[PR]

by onomichi1969 | 2012-04-22 10:06 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://onomichi.exblog.jp/tb/15106312
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
アクセスカウンター