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Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 ラブ・アクチュアリー "Love Actually" semスキン用のアイコン02

  

2011年 12月 17日

ラブ・アクチュアリー \"Love Actually\"_a0035172_23020.jpgクリスマスが近づくと思いだす映画『ラブ・アクチュアリー』。素敵なロマンティック・コメディですね。

冒頭でヒュー・グラントがナレーションで呟く”Love actually is all around.”がタイトルとなっていますが、この場合のLoveは恋愛というよりも、広義の「愛」でしょう。確かにこの映画の群像劇では、いろんな形の「愛」が描かれます。英首相の身分を超えた恋愛であり、幼い恋愛であり、言葉を超えた恋愛であり、肉体を超えた恋愛であり、肉体の恋愛であり、親友の彼女への横恋慕であり、大人のちょっとした火遊びであり、家族愛であり、姉弟愛であり、男同士の友情であり、、、。最後の方もやっぱりLoveなんですよね。ある意味で恋愛という幻想を超えた現実的なLoveです。それもいろんな形としての。

恋への勇気を描いた映画という評価もあるけれど、どちらかと言えば、「愛」という言葉の広がりというか、その大きさと共にミニマルさを感じさせる映画に思えます。ビートルズの”All Need is Love”が挿入歌として有名ですが、僕にはラストに流れるビーチ・ボーイズの”God Only Knows”が心に響きます。「君」は、デブのマネージャーでもあり、幻想の君でもあるのです。その愛に支えられている自分を感じ、それを伝えたくなるのです。2003年イギリス・アメリカ映画

If you should ever leave me
Well life would still go on believe me
The world could show nothing to me
So what good would living do me
God only knows what I'd be without you

もし君が僕から去るなんて事が起きたら
人生はそれでも続くけど 信じてほしい
この世は何の価値も示さない
生きる事に何の良さがあるんだい?
神のみぞ知る 君がいないと僕がどうなるか

The Beach Boys “God Only Knows”

by onomichi1969 | 2011-12-17 02:10 | 海外の映画 | Trackback | Comments(0)

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