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Rock and Movie Reviews : The Wild and The Innocent

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semスキン用のアイコン01 ビーチボーイズ アン・アメリカン・バンド semスキン用のアイコン02

  

2004年 11月 13日

ビーチボーイズ アン・アメリカン・バンド_a0035172_22494743.jpgブライアン・ウィルソンがブルース・ブラザースと夢の共演を果たしている。それだけでも一見の価値あり。但し、歌の共演ではないが^^; 
ビーチボーイズに関しては、ちょっとこの場だけで語りつくすことはできない。ただビーチボーイズの偉大さを知る上でもとにかく観て欲しい作品だ。
初期のサーフィン/ホットロッドの時代からブライアンの才能溢れる「ペットサウンド」の時代、伝説の「スマイル」製作風景とブライアンがドラッグに溺れていく様、ブラザース時代である不遇の70年代初期とブライアンの復活、そしてデニスの死。まさに原題のごとく一つのアメリカンバンドの歴史を追いながら、それはまさしくポップ&ロックの歴史そのものでもあるのだ。
80年代のレーガノミクスの時代、ビーチボーイズがアメリカンロックの象徴として建国記念コンサートに招かれたのは当然といえば当然であるが、不遇の時代にヨーロッパでは認められながらもアメリカから見放され続けた彼らが実際どう思っていたのかは分からない。
まぁとにかくビーチボーイズを知るための入門映画として、お薦めの一品である。僕としては、デニスが歌う「You are so beautiful」がとても印象に残っている。ブライアンとカールの入れ替わるPVも暗示的だったな。 そしてトリップ状態のブライアンがソロで歌う「Surf's up」・・・美しくも哀しい。(2004-02-22)

by onomichi1969 | 2004-11-13 22:50 | 音楽の映画 | Trackback | Comments(2)

Commented by magicbass at 2004-12-08 10:43
私もビーチボーイズファンの一人です。「アン・アメリカン・バンド」観ました。
Commented by onomichi1969 at 2004-12-12 21:01
magicbassさん、はじめまして。
しばらく旅に出ておりまして、返事が遅くなってしまいました。
ビーチボーイズ・ファンにとって近年最大の話題は「SMiLE」発売ですが、magicbassさんはお聴きになりましたか?
ブライアンの暖かい声、優しい笑顔が印象的な最新作「SMiLE」です。
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