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semスキン用のアイコン01 Al Kooper "Naked Songs"(1973) semスキン用のアイコン02

  

2004年 11月 07日

a0035172_12175755.jpgアル・クーパーは、60年代中期から後期のロックシーンを象徴するミュージシャンの一人である。ディランの『追憶のハイウェイ61』も彼の存在なくして有り得なかったし、ジミヘンだって彼から多大なる影響を受けたに違いないのだ。BS&Tは彼によって作られたバンドだし<もちろんアイディアも彼だ>、かの有名な『スーパーセッション』があってこそ、ロックという概念は急速に躍進、拡大していったわけだ。
60年代後半、時代のリーダーとして華々しく活躍したにも関わらず、70年代、ソロになってからの彼の存在はかなり地味である。ソロ・ミュージシャンとしての彼の評価はとても高いにも関わらず、アルバムの印象は薄く、特に日本ではあまり知られていない。
Al Kooper "Naked Songs"(1973)は、クーパーのソロ代表作のひとつである。
クーパーのソロアルバムにはあらゆる音楽的要素がクロスオーバーしている。彼の60年代の活躍を考えれば当たり前だが、そんな多岐に渡る彼の素養がシンプルに凝縮されているのがソロ時代の作品なのである。
このアルバムの代表曲は、"Jolie" と"Sam Stone" であろう。『ジョリー』は某TV番組の主題歌としてお馴染みのポップセンス溢れる傑作である。実はこの2曲、僕は彼のベストアルバム"Al's Big Deal"(1975)で知った。僕自身、このベストアルバムがアル・クーパーの入口だったわけだが、この作品も彼のソロやセッション時代の代表曲がすべて収められた良品である。確かに『フィルモアの奇跡』などはかなり冗長な内容なので、通しで聴くのは結構つらい。しかし、セッション時代の曲もベストとして6曲くらいに纏められると、これがわりと聴けちゃうんだな。
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by onomichi1969 | 2004-11-07 12:19 | 70年代ロック | Trackback | Comments(0)

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