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semスキン用のアイコン01 Humble Pie "In Concert" ~最高のライブパフォーマンス~ semスキン用のアイコン02

  

2004年 10月 30日

a0035172_11295150.jpgHUMBLE PIEの傑作ライブ"King Biscuit Flower Hour Presents In Concert"を忘れちゃいけない。スタジオ版の傑作"Smokin"以降のライブとして、1973年にサンフランシスコで行われたパフォーマンスを収録したものだ。(発売は1996年) 僕の中でスティーブ・マリオットは至上最強のボーカリストである。Small Faces時代の彼も大好きだが、よりハードなR&B調ロックという自らの理想的な音楽スタイルを確立したこの頃の彼の搾り出すような魂のシャウトは涙が出るほど感動的だ。(このアルバムでも最高のラップを聴かせてくれる。)
最大の聴き所は、やはり黒人コーラスとの絶妙な絡みをみせる"Hallelujah, I Love You So"だろう。ハードロックでありながらR&Bであるという、この比類なきスタイルは正しく彼ら独自のものである。ゴスペル調の男女黒人コーラスによるリフレインが響き渡る中、マリオットのラップ調のロックボーカルが被さり、ブルーズ調のギターフレーズが渋くきめまくる。最高である。まるで永遠に続くことを拒むことが出来ない夢想のように、この幻惑的なロックパフォーマンスが僕らの心を捉えて離さない。僕はこのアルバムを初めて聴いたとき、今まで聴いたこともない新しいスタイルにビックリ仰天、吹っ飛んだ(’Blow out’)ものだった。もちろん、クレムソンのブルージーなギターワークも今作で存分に味わえる。とにかく最高のパフォーマンスなのだ。
マリオットのガッツ溢れる歌声とバンド一体となったグルーブ感、黒人たちのゴスペル調のコーラス、この3者の繰り出すアンサンブルを前にして、僕らは平伏せざるを得ない感服の1枚なのである。
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by onomichi1969 | 2004-10-30 11:35 | 70年代ロック | Trackback | Comments(0)

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