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semスキン用のアイコン01 Boz Scaggs "My Time"(1972) semスキン用のアイコン02

  

2004年 10月 17日

a0035172_0164435.jpgボズ・スキャッグスのアルバムの中から1枚選ぶというのもなかなか難しい。初期のR&B路線もいいし、出世作「Silk Degrees」(1976)以降のAOR路線も大好きだ。ただ、これまでマイナーな作品を紹介してきた関係上、ここでもやはりマイナー路線を貫かせてもらうw
"My Time"(1972)は、ボズの4枚目のソロアルバムになる。(幻のデビュー作「BOZ」(1966)を加えれば、実質的に5枚目) 既に初期のブルース/R&B路線から都会的なAORサウンドへと繋がる萌芽が十分に見られる。ただ、アラン・トゥーサンの"Old Time Lovin," "や"Full-Lock Power Slide," "Hellow My Lover"などにスワンプ系R&Bの良質さをまだ残している。
このアルバムの出色はやはり彼のオリジナル・バラード"Slowly in the West"であろう。個人的には彼のバラードで一番好きなナンバーだ。彼のメロウな歌声がシンプルなメロディに程よく嵌まる。確かに彼の代表曲である"We are All Alone"や"Slow Dancer"のような派手な叙情性はないが、徐々に盛り上がりつつ、引いていくメロディはある意味で静かな叙情性を感じさせ、妙にゾクゾクしてしまうのだ。
僕がこのアルバムを一番好きなのは、この1曲があるからかもしれない。そのくらい痺れるナンバーなのだ。

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Boz Scaggs "Moments"(1971)のレビューはこちら!
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by onomichi1969 | 2004-10-17 00:19 | 70年代ロック | Trackback | Comments(0)

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